定価 1,210円(本体1,100円+税)

著者 江口 彩子
判型 菊倍判
ページ数 48頁
ISBNコード 978-4-7785-0349-9
JANコード 4520956204155

《特長》

相対音感は、音楽を演奏したり、音楽を味わったりする上で、とても重要な能力です。 相対音感は、「音階の中で、それぞれの音の役割がわかること」です。 そして、その力を身につけるために、もっとも効果的な方法が、「移動ド」のトレーニングです。 本書は、「移動ド」のトレーニングのためだけに作られた、おそらくはじめての本だと思います。
  • 本書は、「相対音感のドリル①」が終わった方のための本です。 この「相対音感のドリル②」では、「ヘ長調」と「ト長調」のトレーニングをします。

《対象》

  • やさしいハ長調のソルフェージュとメロディー聴音ができる人
  • 6歳以上で、相対音感を身につけたい人
  • 絶対音感があるのに、相対音感がない人
  • 絶対音感がないのに、これまで「固定ド」で練習してきた人(おとなも含む)

[著者プロフィール]

江口 彩子
東京大学、および東京大学院、修士課程にて、心理学を学ぶ。教育学博士。 首都大学東京、学習院大学にて、非常勤講師をつとめる。専門は音楽心理学、認知心理学、児童心理学。 母、江口寿子より音楽全般に関し指導を受け、研究活動のかたわら、一音会ミュージックスクールにて講師をつとめる。 著書は、江口メソード教本の他、心理学分野にて「音は心の中で音楽になる―音楽心理学への招待―」(北大路書 房)、 「エピソードで学ぶ児童心理学」(ミネルヴァ書房)他。 主論文:A longitudinal study of the process of acquiring absolute pitch: Apractical report of training with the‘chord identification method'. Psychology of Music, in press. 「音楽の繰り返し聴取が快い感情に及ぼす影響―リズムパターンの冗長性とハーモニーの典型性」教育心理学研究第44巻 第1号  p.92-102 他多数。