音楽を教えるとき、どうしても“歌える”とか“奏でられる”とか、できることだけを目指してしまいます。
しかし何より大切な目的は、人の内にあるものを引き出すことなのです。
そこで、少しでもそのための指南になればという想いで、教え方の具体例と解説をまとめてみました。
定価 1,100円(本体1,000円+税)
著 者 | 二宮 洋 |
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判 型 | B5判 |
ページ数 | 46頁 |
ISBNコード | 978-4-7785-0423-6 |
JANコード | 4520956204896 |
「音楽を引き出すには 基礎編」:目次
- 第1章 音を聴く 1-1. 言葉と同じ、深く聴くことから 1-2. 聴いた音を頭に入れて、声に出す 1-3. 歌った音を、ピアノで見つける
- 第2章 音階を歌う 2-1. ソファミ、ドレミを歌う 2-2. ドレミファソを歌う 2-3. 違う音からドレミファソを歌う
- 第3章 ピアノで奏でる 3-1. 音が消えるまで保ち続ける 3-2. 歌ってから音を出す 3-3. 音階を弾く
- 第4章 拍を取る、拍子を取る 4-1. 拍を手で打つ、速い速度、遅い速度 4-2. 拍子を手で打つ、速い速度、遅い速度 4-3. 拍を二つ、三つに分ける、二つ、三つを結ぶ
- 第5章 音の強さを想い描く 5-1. 強い気持ちで歌う、奏でる 5-2. 弱い気持ちで歌う、奏でる 5-3. 弱い音から強い音へ、強い音から弱い音へ
- 第6章 旋律を表現する 6-1. 旋律を歌う、奏でる 6-2. どこに向かって、どこで帰るか 6-3. その内容を読み取る
- 第7章 リズムを表現する 7-1. 手で打つ、歌う、奏でる 7-2. どこに重心があるのか 7-3. その内容を読み取る
- 第8章 和声を感じる 8-1. 和声を聴く、歌う、奏でる 8-2. 和声に旋律を乗せる 8-3. その内容を読み取る
- 第9章 音の性格を想い描く 9-1. 烈しく歌う、奏でる 9-2. 優しく歌う、奏でる 9-3. 重たい音、軽い音など多様に