音楽専門教育に「和声学」は欠かせませんが、何故学ぶのか理解されていません。
しかし、和声こそ調性音楽の母体と言えます。
そこで、わずかなりとも理解を補助するものとして本書を執筆しました。
定価(本体1,000円+税)
著 者 | 二宮 洋 |
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判 型 | B5判 |
ページ数 | 44頁 |
ISBNコード | 978-4-7785-0442-7 |
JANコード | 4520956205084 |
第1章 和声の歴史的背景
1-1. ポリフォニーの時代
1-2. ホモフォニーの幕開け
1-3. 和声学の成立
第2章 和音と和声
2-1. 和音とは
2-2. 和声の基本
2-3. 和声の補足
第3章 終止形
3-1. 慣用句的終止形
3-2. カデンツ
3-3. 終止の種別と意味
第4章 非和声音
4-1. 経過音と刺繍音
4-2. 倚音と逸音
4-3. 掛留音と先取音
第5章 和声表現の基本
5-1. ドミナントの重要性
5-2. 緊張と緩和の力学
5-3. 和声リズムの視点
第6章 和声の基本的実例
6-1. ハイドン
6-2. モーツァルト
6-3. ベートーヴェン
第7章 和声表現の展開
7-1. ショパン
7-2. ワグナー
7-3. ラヴェル
7-4. 和声を聴き取る